DotStudio 使い方ガイド
v9.10 — Minecraft銅ランプディスプレイ用ドット絵エディタ
概要
DotStudioはMinecraftの「銅ランプ式ディスプレイ装置」向けに設計されたモノクロドット絵エディタです。描いたドット絵を装置のストレージ(ラージチェスト群)に読み込ませるためのデータパック(.mcfunction)を生成します。
銅ランプ装置以外にも、一般的なモノクロドット絵の制作・編集ツールとしても活用できます。
ファイル
プロジェクトの新規作成、保存、読み込みを行うメニューです。作業状態は JSON 形式のファイル(拡張子 .json)として保存されます。
ホーム
描画ツール
ペン
- 左クリック&ドラッグでドットを塗ります。
消
- 左クリック&ドラッグでドットを消去します。
全消
- キャンバス全体の描画を一括で消去します。Undo(Ctrl+Z)で復元可能です。
範囲選択モード — 操作の流れ
範囲ボタンを押して範囲選択モードに切り替えます。
- 範囲を指定: キャンバス上でドラッグすると矩形の選択範囲が現れます。
- 操作を選ぶ:
浮遊スタンプ状態のままマウスホイールを上下に回すと、画面下部のツールバーの選択が以下の4つで切り替わります。
・移動: 選択した範囲の元のドットを消し、新しい場所に配置します。
・コピー: 元のドットを残したまま、新しい場所に複製します。
・色反転: 選択範囲内の「塗り」と「背景(地)」を入れ替えます。
・上下 / 左右反転: 選択範囲内のドット配置を上下または左右に鏡合わせで反転させます。
・塗りつぶし: 選択した範囲内をすべてドットで塗りつぶします。
・消去: 選択した範囲内のドットをすべて消去します。
- 操作の決定(重要): 処理内容を選んだら、マウスホイールを押し込み(中ボタンクリック)して操作を仮決定します。
- 配置場所を決める: 決定したスタンプを好きな場所に動かし、左クリックでキャンバスに確定・貼り付けします。
- キャンセル: アクションを確定する前に右クリックを押すと、範囲選択そのものをキャンセルできます。
色・材質
塗 / 地 ピッカー
- 左端の2つのカラーピッカーで、塗りドット色と背景色を個別に設定できます。
銅ランプ プリセット
- 銅ランプの4段階の経年変化(銅・風化・錆・酸化)に対応した色をワンクリックで一括適用できます。
遮光ガラス
- 消灯時のランプを遮光ガラス越しのように暗く表示します。コントラストの確認に役立ちます。
反転
- キャンバス全体の塗りと背景を入れ替えます。
キャンバスサイズ
キャンバスの広さを変更します。
・「+10」「-10」ボタンを押した場合は、即座にキャンバスサイズが反映されます。
・数値を直接入力した場合は、入力後に「適用」ボタンを押すことで反映されます。
(※既存のドット絵は左上を基準に維持されます)
枠組み(赤枠)
枠表示ボタンを押すと、赤い参照枠がキャンバス上にオーバーレイ表示されます。幅・高さを自由に設定でき、用途はさまざまです。
- スクロールディスプレイの実際の表示領域をシミュレーションする
- キャンバスをn等分して各区画のサイズ感を掴む
- ガイドラインとして構図の目安にする
「固定」チェックを外した状態では、枠の縁をドラッグして自由に移動できます。「固定」を入れると作業中に動かなくなります。
挿入
画像の取り込み
画像ボタンから画像ファイル(JPG / PNG)を選択すると、プレビューモーダルが開きます。
- 幅(ドット): 取り込み先のドット数を設定します。スライダーまたは数値入力で調整できます。
- 明るさ・コントラスト: 取り込み前に画像のトーンを調整できます。
- 閾値: この値を境に白(背景)と黒(塗り)に二値化します。
- 輪郭抽出: チェックを入れると色の境界線部分だけを抽出します。
「決定(スタンプ化)」すると画像がスタンプとしてキャンバス上に配置され、範囲選択モードと同様にマウスで位置を動かして「左クリック」または「ホイール押し込み」で確定できます。
テキスト挿入
テキストエリアに文字を入力し、フォントサイズ(8〜128px)を選択します。入力内容はリアルタイムでプレビューに反映されます。
【重要】フォントの利用について
本ツールにはフォントファイルは同梱されていません。ドット絵に適したフリーフォントを各自でダウンロードの上、「F読込」ボタンから読み込ませてご使用ください。
※32px以上のサイズであれば、ドット専用フォントでなくとも一般的なPCフォント(ゴシック体など)がきれいに表示されるため、元のフォントのピクセル数をあまり気にする必要はありません。
おすすめの配布サイト一覧:
・8px向け: 美咲フォント
・12〜32px向け:
- 自家製ドットフォントシリーズ (JF-Dot)
- KHドットフォントシリーズ (KH-Dot)
F読込
- ダウンロードしたフォントファイル(.ttf /
.otf)を読み込みます。読み込み後は必ず「適用」ボタンを押してください。
適用
- 現在の文字・フォント・サイズ設定でスタンプを生成します。入力欄を変更したら都度押してください。
縦書
- チェックを入れると文字を縦方向に並べます。
間隔
- 文字間の隙間(ドット数)を調整します。
- 十字ボタン
- スタンプの位置を0.5ドット単位で微調整します。フォントによって生じる位置ずれを補正するのに使います。
図形挿入
直線・円・四角・ダイヤ・星・ハート・三角の7種類の図形を描けます。図形ボタンを選択後、キャンバス上でドラッグすると大きさを指定できます。
外型形状のみチェックを入れると内部を塗りつぶさず、輪郭線のみを描画します。
出力
出力モードの選択
使用するディスプレイの種類に合わせて出力モードを選択します。
縦スクロール
- 下から上へ流れる縦スクロールディスプレイ用。
横スクロール
- 横方向へ流れる横スクロールディスプレイ用。
静止画
- 動かない静止画ディスプレイ用。
静止画1枚
- シュルカーボックスを使わず、ラージチェストへ直接アイテムを入れる方式の静止画ディスプレイ用。
「静止画1枚」モードの注意点
ROMの解析方法は静止画と同じですが、シュルカーボックスに梱包しないため
容量がラージチェストの54スロット分しかありません(他モードの約27分の1)。
1列あたりに入るドット数は絵柄によって変わります。塗りドットが連続すると1ドットで2スロット消費するため、
最も厳しい「列が全部塗り」の場合は27ドットが上限です。背景(白)が多い絵ならもっと入ります。
容量を超える列があるとZIP出力は中止され、どの列が超過しているか警告が表示されます。
チェストは進行方向へ1ブロックずつ隙間なく並び、正面は進行方向の逆(手前)を向きます。配置の調整項目はありません。
※モードを切り替えると、チェスト配置設定がそのモードのデフォルト値に自動更新されます。
【プレビュー機能】いずれかの出力モードを選択した状態でキャンバス上の列(または行)をクリックすると、画面下部に対象箇所のラージチェスト内のシュルカーボックスの中身がプレビュー表示されます。
座標・方向の設定
基準座標(X / Y / Z):
※必ず「下の段のチェスト」の座標を入力してください。
方向: チェスト列が伸びていく方角を選択します。
※静止画1枚モードでは、基準座標に一番手前のラージチェストの「右側」のブロックを入力してください。
右側とは、選んだ方角(チェストが伸びていく向き)を向いて立ったときの右手側です。
チェスト配置設定
※この設定は基本的には触らなくて大丈夫です。デフォルトのままでお使いください。(静止画1枚モードでは使用しないため非表示になります)
列間隔: チェスト列同士の間隔(ブロック数)を指定します。マイナス値を指定するとチェストの左右配置が反転します。
進行方向へずらす: 回路の都合上、片方の列を1ブロック奥へ斜めにずらして設置する場合に使います。
折り返し (横ROM用): 指定したチェスト数に達した時点で、上段へチェストを折り返して配置します。
段の高さ (横ROM用): 折り返す際の、上段までの高さ(Y軸の増加サイズ)を指定します。
データパックの導入手順(重要)
- ROMモードを選択し、「ZIP出力」でデータパックをダウンロードします。
- ZIPファイルをそのままMinecraftの該当ワールドの
datapacks
フォルダに配置します。
- ゲーム内で
/function dotstudio:build
コマンドを実行して反映させます。
コマンド実行時の注意:
コマンドを打つタイミングは、装置が動作中であることを示すレッドストーンランプが完全に消えている時(停止中)に必ず行ってください。
その他の出力
空箱出力
-
装置のストレージをリセットしたい時に使います。全チェストを空のラージチェストで上書きするデータパックを生成します。
画像出力
- 現在のキャンバスをPNG画像として保存します。縮尺スライダーで1〜32倍のサイズを選べます。
書見台から置く
- 静止画複数の時だけ出ます。ディスプレイの書見台の座標と、書見台の前に立った時の奥の方角、
ディスプレイが右と左のどちらにあるか(鏡写しの装置なら左)を入れると、ZIP出力でロムのチェスト・ラッチのタイマー・
切り替えの時計・書見台の本まで全部ここから計算して置きます(左の座標・方向・列間隔は使いません)。
タイマーと時計の羊毛の数は絵と 1 枚の高さから自動で決まります。空欄なら今までどおり左の座標で置きます
(その時はタイマー・時計・本は置きません)。座標と方角はこのブラウザに覚えておきます。
ページの題
- 静止画複数の時、◀ ▶ の下の欄に今のページの題を書けます。ZIP出力で、書見台に 15 ページの本を置き、
k ページ目に「k / 枚数」と題を書きます(題が空なら「k 枚目」、絵の枚数より後ろのページは「(空き)」)。題はプロジェクトの保存にも入ります。
共通操作
Undo / Redo
- 画面左上の矢印ボタン、またはキーボードの Ctrl+Z / Ctrl+Y
で操作を戻す・やり直せます。どのタブを表示中でも有効です。
倍率スライダー
- 画面右上のスライダーでキャンバスの表示倍率を10〜150%の範囲で変更できます。どのタブ表示中でも有効です。