DotStudio 使い方ガイド
v9.25 — Minecraft の銅ランプディスプレイ用ドット絵エディタ
15 枚切り替え対応!
概要
DotStudio は、Minecraft の銅ランプ式ディスプレイ装置のためのモノクロのドット絵エディタです。描いたドット絵を、装置の記憶(ラージチェストに並べたアイテム=ロム)に読み込ませるデータパックとして書き出します。
対応しているディスプレイは 4 種類です。
| 出力モード | どんなディスプレイか |
| 縦スクロール | 絵が下から上へ流れるディスプレイ |
| 横スクロール | 絵が横へ流れるディスプレイ |
| 静止画複数枚 | 書見台のページで、最大 15 枚の絵を切り替えるディスプレイ |
| 静止画1枚 | 1 枚の絵を出す 12×12 の静止画ディスプレイ(シュルカーボックスを使わない) |
銅ランプの装置に使わなくても、ふつうのモノクロのドット絵の道具としても使えます。
まずはここから
- 絵を描く:ホームのペンで描くか、挿入で画像・文字・図形を入れます。
- 出力モードを選ぶ:出力タブで、使うディスプレイに合わせて 4 つのうち 1 つを押します。
- 置く場所を入れる:「データパック出力」の欄に座標を入れます(中身はモードで変わります)。
- ZIP出力でデータパックを保存します。
- ワールドの datapacks フォルダに入れて、/function dotstudio:build を実行します(詳しく)。
ファイル
- プロジェクト名
- 保存するファイルの名前です。静止画複数枚で書見台に置く本の題名にもなります。
- 保存
- 今の作業をファイル(.json)に保存します。ページ・ページの題も入ります。
- 開く
- 保存したファイルを読み込みます。
- 新規作成
- 幅と高さを聞いて、まっさらなキャンバスを作ります(今の絵は消えます)。
ホーム
描画
- ペン
- 左クリック・ドラッグでドットを塗ります。
- 消
- 左クリック・ドラッグでドットを消します。
- 全消
- キャンバス全体を消します(静止画複数枚の時は今のページだけ)。元に戻す(Ctrl+Z)で戻せます。
- 範囲
- 範囲を選んで、動かす・写す・反転などをします(下の手順)。
範囲選択の流れ
- 範囲を決める:キャンバスをドラッグすると、四角い範囲ができます。
- することを選ぶ:画面の下のツールバー(移動コピー色反転上下反転左右反転塗潰し消去)から選びます。マウスのホイールを回しても切り替わります。
- 決める:ホイールを押し込む(中クリック)と、選んだことが仮に決まり、絵がスタンプになります。
- 置く:スタンプを好きな所へ動かし、左クリックで貼り付けます。
- やめる:決める前に右クリック(か キャンセル)で、範囲選択をやめます。
色・材質
- 塗 地
- 塗ったドットの色と、地(背景)の色を選びます。
- 銅ランプの 4 色
- 銅・風化・錆び・酸化の 4 段階の銅ランプの色を、1 回押すだけで塗と地に当てます。
- 遮光ガラス
- 消えたランプを、遮光ガラス越しのように暗く見せます。明るい所と暗い所の差を確かめる時に。
- 反転
- 塗と地を入れ替えます(静止画複数枚の時は今のページだけ)。
サイズ
キャンバスの列(幅)と行(高さ)を変えます。+10-10はすぐ変わり、数字を直接入れた時は適用を押します。今の絵は左上をそろえて残ります。
静止画複数枚の間は「行」は使えません。高さは「1枚の高さ」で変えます。
枠(赤い枠)
枠表示で、決めた幅と高さの赤い枠をキャンバスに重ねます。スクロールのディスプレイで実際に見える範囲を確かめる・キャンバスを区切る・構図の目安にする、などに使えます。固定を外すと枠の縁をドラッグして動かせ、入れると動かなくなります。
挿入
画像
画像から JPG・PNG を選ぶと、取り込みの画面が開きます。
- 幅(ドット):何ドットの幅にするか。
- 明るさ・コントラスト:取り込む前に絵の明るさを整えます。
- 閾値:この値を境に、白(地)と黒(塗)に分けます。
- 輪郭抽出:色の境目の線だけを取り出します。
「決定(スタンプ化)」すると絵がスタンプになり、範囲選択と同じく動かして左クリック(かホイールの押し込み)で貼り付けます。
テキスト
欄に文字を入れ、大きさ(8〜128px)を選びます。縦書で縦に並べ、間隔で字と字のすき間を変えます。▲◀▶▼でスタンプを 0.5 ドットずつ動かして、フォントのずれを直せます。
- F読込
- 手元のフォント(.ttf・.otf)を読み込みます。読み込んだら適用を押します。
- 適用
- 今の文字・フォント・大きさでスタンプを作り直します。欄を変えたら押します。
フォントについて
フォントは同梱していません。ドット絵に合うフリーのフォントを各自でダウンロードして、F読込で読み込んでください。32px 以上なら、ふつうのパソコンのフォント(ゴシック体など)でもきれいに出ます。
おすすめ:8px なら 美咲フォント、12〜32px なら 自家製ドットフォント(JF-Dot)・KH ドットフォント(KH-Dot)。
12×12 のディスプレイに漢字 1 字を出すなら、JF-Dot の東雲 12 の太字(JF-Dot-Shinonome12B)がマス目にきっちり乗って、くっきり読めます。M+ の 12px は縦に少しずれて崩れやすいです。
図形
/○□◇☆♡△の 7 種類。選んでからキャンバスをドラッグして大きさを決めます。外形のみで中を塗らず、輪郭だけを描きます。
ページ(静止画複数枚の時)
出力モードを静止画複数枚にすると、ホーム・挿入・出力のタブに「ページ」と「1枚の高さ」の欄が出ます。1 ページ=ディスプレイに出す絵 1 枚です。
- ◀ ▶
- 前・次のページへ。最後のページで▶を押すと、白紙のページを足します(マイクラの本と同じ)。15 ページまでです。
- ✕
- 今のページを消します。上のページが 1 つずつ詰まり、題も一緒に詰まります。元に戻す(Ctrl+Z)で題ごと戻せます。
- ページの題
- 番号の下の欄に、そのページの題を書けます。書見台に置く本のそのページに書かれます(保存にも入ります)。
- 1枚の高さ
- 1 枚の絵の高さ(ドット数)=ディスプレイの段の数です。全ページまとめて変わり、下をそろえたまま上を足す・削ります。
描く・消す・全消・反転は、今のページの中だけに効きます。1枚の高さが奇数の時は、装置の決まりでロムにだけ白の段を 1 つ足して書き出します(自動。画面には出ません)。
出力
出力モード切替
使うディスプレイに合わせて縦スクロール横スクロール静止画複数枚静止画1枚のどれかを押します。もう一度押すと外れます。
データパック出力の欄
座標を入れる欄は、選んだモードで中身が変わります。ZIP出力空箱出力はいつも同じ所にあります。
| モード | 入れる物 |
縦スクロール 横スクロール | X Y Z:必ず下の段のチェストの座標 方向:チェストの列が伸びていく方角 |
| 静止画複数枚 | 書見台の X Y Z・奥の方角・画面の右/左(詳しく) |
| 静止画1枚 | 目印の X Y Z・奥の方角・画面の右/左(詳しく) |
入れた座標と方角は、このブラウザが覚えておきます(次に開いた時も入っています)。
チェスト配置設定(縦・横スクロールの時だけ)
ふつうは触らなくて大丈夫です。モードを選ぶと、そのモードの初めの値になります。リセットで初めの値に戻せます。
- 列間隔
- チェストの列どうしの間隔(ブロック数)。マイナスにすると左右が逆になります。
- 進行方向へずらす
- 回路の都合で、2 列目を 1 ブロック奥へずらして置く時に。
- 折り返し
- 横スクロール用。この数だけ置いたら上の段へ折り返します。
- 段の高さ
- 横スクロール用。折り返した時に上がる高さ。
チェストの中身を見る
出力タブで出力モードを選んだまま、キャンバスの列(横スクロールは行)をクリックすると、画面の下にその列のチェストの中身(シュルカーボックスの並び)が出ます。出力タブを離れると閉じます。
そのほかの出力
- 空箱出力
- 装置の記憶をリセットしたい時に。チェストを全部、空のラージチェストで置き直すデータパックを作ります。
- 画像出力
- 今のキャンバスを PNG で保存します。縮尺のスライダーで 1〜32 倍を選べます。
静止画複数枚(15 枚切り替え)
書見台の本のページを選んでボタンを押すと、そのページの絵が出るディスプレイ用です。書見台の座標から、装置に要る物を全部計算して置きます。
- 書見台 X Y Z
- 装置の書見台の座標。
- 奥
- 書見台の前に立った時、奥(ロムが伸びていく方)の方角。
- 画面
- 書見台の前に立った時、ディスプレイがある側。鏡写しに作った装置なら「左」。
ZIP出力で自動で置かれる物
- ロムのチェスト:絵を詰めたシュルカーボックス。
- ラッチのタイマー:「次を押せるまで待つ」砂時計。赤い羊毛の数=箱が一番多い列の箱の数 − 1。
- 切り替えの時計:オレンジの羊毛の数=1 枚の段の数 × 3 ÷ 2。
- 書見台の本:いつも 15 ページ。k ページ目に「k / 枚数」と題。絵の枚数より後ろのページは「(空き)」。
- 上限の樽:書見台の横の樽。比較器の強さ=絵の枚数になるよう、木のシャベルを詰めます。
羊毛・シャベルの数は絵と 1 枚の高さから決まるので、入れる物はありません。
絵が 15 枚より少ない時
本の「(空き)」のページを選んでボタンを押しても、装置は受け付けません(ランプも点かず、絵もそのまま)。上限の樽がページと絵の枚数を比べて止めます。
切り替えにかかる時間は絵の枚数で決まり、少ないほど速くなります(12×12 なら 3 枚で約 50 秒、15 枚で約 3 分 46 秒)。
ページをめくってから押すまでは、少しあけてください(ボタンの裏に遅れ 4 のリピーターを入れた装置なら 0.2 秒、入れていない装置なら 0.6 秒)。めくってすぐに押すと、空きのページの押しが止まりきらず、装置が待ちのまま動かなくなることがあります(ふつうに本を閉じてボタンを押せば間に合います)。
ボタンを押してから読み込みが終わる(ランプが消える)までは、本をめくらないでください。押してすぐ(1 秒ほどの間)に「(空き)」のページへめくると、読み込みが途中で止まって装置が動かなくなったり、絵が崩れたりします。こうなると、データパックを入れ直しても元に戻りません。
静止画1枚(12×12)
1 枚の絵を出す 12×12 の静止画ディスプレイ用です。シュルカーボックスを使わず、ラージチェストに直接アイテムを入れます。
- 目印 X Y Z
- ボタンが付いているブロックのすぐ上に、回路で使っていない目立つブロック(エメラルドブロックなど)を目印として置き、その座標を入れます。
- 奥
- ディスプレイの正面に立って、ディスプレイを向いた方角。
- 画面
- 正面に立った時、ボタンから見てディスプレイが伸びる側。鏡写しの装置なら「左」。
入る量に気をつけて
シュルカーボックスに詰めないので、1 列に入るのはラージチェストの 54 枠ぶんだけです(ほかのモードの約 27 分の 1)。塗ったドットが続くと 1 ドットで 2 枠使うので、列が全部塗りなら 27 ドットまで。地(白)が多い絵ならもっと入ります。
入りきらない列があると ZIP出力は止まり、どの列があふれたかを知らせます。
データパックを入れる
- 出力モードを選び、座標を入れてZIP出力でデータパックを保存します。
- ZIP ファイルをそのまま、ワールドの datapacks フォルダに入れます。
- ゲームの中で /reload のあと /function dotstudio:build を実行します。
実行する時の注意
装置が動いている印のレッドストーンランプが完全に消えている時(止まっている時)に実行してください。動いている途中で入れ替えると、記憶の並びが崩れることがあります。
共通の操作
- 元に戻す やり直す
- 左上の矢印か、Ctrl+Z / Ctrl+Y。どのタブでも使えます。
- 倍率
- 右上のスライダーで、キャンバスの見た目の大きさを 10〜150% で変えます。